オフチャンニュース ISDEプレビュー
2008年08月21日 (木)
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ISDEギリシャは来月の9月1日から6日。カウントダウンは進んでいます。オフロードチャンピオンズは、今年のスタンレーカップのトロフィーを目指す争いが非常に接戦になると予言しています。
ライダーの個のスキルを高い次元で競わせるWECと、クラシックな6日間のISDE。両者の競技のタイプは異なっています。たしかにISDEはWECより技術レベルは下になるかもしれませんが、そこは6日間(実質5日)という長く辛いものです。生易しいものではなくなってきます。そして、個人ではなくチームの戦いです。勝利のためには入念な作戦と役割分担があります。そしてサポートの力。
イタリア
イタリアは前回のチリで優勝し、今回もまた最有力のチームでしょう。イタリア人にとって「6DAYS」は特別なものです。ブルーのジャージを纏って戦う男たちは、国の威信をかけています。さらにイタリアのサポートクルーの体制も素晴らしいものです。経験豊富なスタッフがライダーたちをしっかり支えます。協会やスポンサーの後押しも大きい。これは以前からずっとそうです。何も珍しいことではありません。ですが、これこそイタリアの強さでしょう。もちろん、ライダーの実力は言うまでもありません。ベロメッティにアルベルゴーニを筆頭に、ミケルツ、ディニ、ボッツーリの良いバックアップがあるでしょう。居並ぶメンバーの中では見劣りする?モッシーニがいますが、彼も激戦のE2クラスでトップ10を争うようなライダーです。誰も文句はないでしょう。イタリアに死角はほとんど見られず、頑強です。
フィンランド
サムリ・アロとイエロ・レメスの怪我。そしてミカ・アオラの不参加。これがなければフィンランドは磐石でした。手のつけようが無いくらい強かったでしょう。しかし、まだチームにはサルミネン、タルカラ、昨年E1クラストップのマッティラがいます。マッティラは本当に6DAYSが好きなように見えますし、また6DAYSで次年に繋がるよい結果を示します。来年の体制を得る良いステップアップとするために頑張るでしょう。サロネンは09フサベルに乗り、堅実な走りでチームを支えるでしょう。ウイークポイントとしてはティアイネンとニカンデルが挙げられます。ティアイネンは7回タイトルのライダーですが、6DAYSは2002以来とのことです。世界トップの戦いからは退いていますが、現在ベースとしているスペインの州のレースやフィンランドのレースには参加しています。また、BMWと統括トレーナーの契約をしたことにより、ライディングをする機会はより増えているはずです。ニカンデルはフィンランド外ではあまり戦っていません。WECスウェーデンのジュニアで両日制覇。フィンランドとよく似ているというWECポーランドで上位成績でした。新しい時代のフィンランドのスターとなるためには、異なるギリシャの地で結果を示す必要があるでしょう。
アメリカ
今年のアメリカチームは、3位に入った96フィンランドの再来といえます。ドリームチーム。チームを引っ張るエースは、カート・キャッセリとリッキー・ディトリック。彼らがチームの屋台骨です。彼らがクラストップから20〜30秒以内につけることができなければ、トップ3〜4は難しいと見えます。未知数なのがネイザン・ウッズです。彼はWORCSのチャンピオン経験者でモトクロスの速さに優れます。その速さをスペシャルテストの成績に結びつけることができるのか?それは可能と見ています。これまでキャッセリとディトリックは良いISDEライダーであることを証明してきました。ネイザン・ウッズもうまく適応できるに違いないと見ています。アメリカのトップ3の実現には、さらに残るアボット、ジャレット、ケニーが各クラスのトップから1分以内で走ることが求められます。まだ今年のチームにはいくつかの疑問符があります。しかし、サプライズを起こすかもしれません。また、失望に終るかもしれません。
フランス
最有力の2カ国のほかで勝利を目指すポテンシャルを秘めたチームです。WECのE2タイトルを狙うために、どんなリスクも冒したくないというオベールは参加しません。しかし、現在調子の高いナムボータンとギヨームがいます。ただ6日間で最後まで保つかどうかという不安はあります。ギヨームには怪我をした思い出もあるはず。この2名はE3のライバルであるタルカラやメリマンと競うでしょう。残るメンバーのタン、カルバレ、デパロア、ゴーチェは皆良いライダーですが、クラストップになるほどの速さではありません。勝つためにはこのうち2名が毎日トップから1分以内に留まらなければならないでしょう。
スペイン
セルバンテスとゲレーロを擁するスペインは3位以内を狙うところです。そのためにガリンドーとメナが相当頑張る必要があるでしょう。ビクトル・ゲレーロが怪我でジェラール・ファレスと交代したのは戦力ダウンです。ファレスはかつてWECで走っていましたが、ここ数年は実績がありません。あと、BMWのアグラも今現在はちょっと未知数ですよね。セルバンテスについてはクラストップを狙う戦いをするでしょう。
オーストラリア
毎年どのあたりになるか予想するのが難しい国です。まずステファン・メリマンとアプリリアについて。あのツインのマシンは、タイトでテクニカルな部分の扱いで不利でしょう。E3というビッグなクラスの中においては、メリマンというライダーの技量をもって上位に位置しますが、総合で見た場合はどうしてもE1やE2のトップ勢に及びません。しかし、ISDEのテストの場合、WECよりも技術レベルは下げられています。言うなればイタリア選手権あたりのように。イタリア選手権で見た場合、メリマンはアオラにも匹敵するような戦いを示しています。これを正直に信じるのであれば、彼はオーバーオール上位での戦いも可能と見えます。彼はまずE3クラスの勝利を争うことは間違いないでしょう。もしそれが実現すれば6回目のクラス優勝。フランスの英雄ペテランセルと並ぶ記録になります。チームの残りはGNCCのグレン・カーニー。そしてオーストラリアのシリーズを戦うライダーたちです。ベン・カーニー、ロバーツ、ホリス、ハットン。ヨーロッパの経験は無いかもしれませんが、優れたライダーたちです。AORCはGNCCタイプとスペシャルテストタイプとで争われ、またラウンドによって異なる趣向にトライするなど、意欲的に競争力を高めようとしています。また、毎年A4DEでクラシックに則ったエンデューロを開催し、世界的ライダーを招いて戦っています。ホリスは今年そこに勝利しました。トップ5という可能性も見ています。
スウェーデン
今のスウェーデンにはクラストップを勝ち取ることができるライダーがいません。ユングレンはそれに最も接近することもありえますが、困難でしょう。エリクソンとカールソンは、毎日トップから30秒以内に留まることは難しいでしょう。ゲオルグソン、グスタフソン、ヴィックセルは堅実なライダーですが、3位以内というのは難しいスピードだと思われます。
オランダ
昨年のチリではベストの4位という成績を残しています。これはサンドという特性と上位国ライダーの脱落というラッキーな面が味方したといえます。しかし、ギリシャは彼らの好むサンドではありません。前年の成績に近づくためには相当の努力が必要です。HMホンダでE3クラスにフル参戦しているプレッケンポルは、最も経験を重ねているライダーです。WECははるかに技術的であり、あまり望むような結果は出ていませんが、6DAYSはまた異なってきます。ギリシャではもっとうまくいく可能性があります。他のメンバーもヨーロッパ選手権などで良い成績を示しています。ただし、このままではトップ5というのは困難かと思われます。恐らく毎日1分から1分半は置いていかれるでしょう。クラス優勝者クラスや毎日15秒から20秒以内に留まることが求められます。それは困難な注文でしょう。
他のトップ10はイギリス、ポルトガル、ドイツです。
ISDEギリシャは来月の9月1日から6日。カウントダウンは進んでいます。オフロードチャンピオンズは、今年のスタンレーカップのトロフィーを目指す争いが非常に接戦になると予言しています。
ライダーの個のスキルを高い次元で競わせるWECと、クラシックな6日間のISDE。両者の競技のタイプは異なっています。たしかにISDEはWECより技術レベルは下になるかもしれませんが、そこは6日間(実質5日)という長く辛いものです。生易しいものではなくなってきます。そして、個人ではなくチームの戦いです。勝利のためには入念な作戦と役割分担があります。そしてサポートの力。
イタリア
イタリアは前回のチリで優勝し、今回もまた最有力のチームでしょう。イタリア人にとって「6DAYS」は特別なものです。ブルーのジャージを纏って戦う男たちは、国の威信をかけています。さらにイタリアのサポートクルーの体制も素晴らしいものです。経験豊富なスタッフがライダーたちをしっかり支えます。協会やスポンサーの後押しも大きい。これは以前からずっとそうです。何も珍しいことではありません。ですが、これこそイタリアの強さでしょう。もちろん、ライダーの実力は言うまでもありません。ベロメッティにアルベルゴーニを筆頭に、ミケルツ、ディニ、ボッツーリの良いバックアップがあるでしょう。居並ぶメンバーの中では見劣りする?モッシーニがいますが、彼も激戦のE2クラスでトップ10を争うようなライダーです。誰も文句はないでしょう。イタリアに死角はほとんど見られず、頑強です。
フィンランド
サムリ・アロとイエロ・レメスの怪我。そしてミカ・アオラの不参加。これがなければフィンランドは磐石でした。手のつけようが無いくらい強かったでしょう。しかし、まだチームにはサルミネン、タルカラ、昨年E1クラストップのマッティラがいます。マッティラは本当に6DAYSが好きなように見えますし、また6DAYSで次年に繋がるよい結果を示します。来年の体制を得る良いステップアップとするために頑張るでしょう。サロネンは09フサベルに乗り、堅実な走りでチームを支えるでしょう。ウイークポイントとしてはティアイネンとニカンデルが挙げられます。ティアイネンは7回タイトルのライダーですが、6DAYSは2002以来とのことです。世界トップの戦いからは退いていますが、現在ベースとしているスペインの州のレースやフィンランドのレースには参加しています。また、BMWと統括トレーナーの契約をしたことにより、ライディングをする機会はより増えているはずです。ニカンデルはフィンランド外ではあまり戦っていません。WECスウェーデンのジュニアで両日制覇。フィンランドとよく似ているというWECポーランドで上位成績でした。新しい時代のフィンランドのスターとなるためには、異なるギリシャの地で結果を示す必要があるでしょう。
アメリカ
今年のアメリカチームは、3位に入った96フィンランドの再来といえます。ドリームチーム。チームを引っ張るエースは、カート・キャッセリとリッキー・ディトリック。彼らがチームの屋台骨です。彼らがクラストップから20〜30秒以内につけることができなければ、トップ3〜4は難しいと見えます。未知数なのがネイザン・ウッズです。彼はWORCSのチャンピオン経験者でモトクロスの速さに優れます。その速さをスペシャルテストの成績に結びつけることができるのか?それは可能と見ています。これまでキャッセリとディトリックは良いISDEライダーであることを証明してきました。ネイザン・ウッズもうまく適応できるに違いないと見ています。アメリカのトップ3の実現には、さらに残るアボット、ジャレット、ケニーが各クラスのトップから1分以内で走ることが求められます。まだ今年のチームにはいくつかの疑問符があります。しかし、サプライズを起こすかもしれません。また、失望に終るかもしれません。
フランス
最有力の2カ国のほかで勝利を目指すポテンシャルを秘めたチームです。WECのE2タイトルを狙うために、どんなリスクも冒したくないというオベールは参加しません。しかし、現在調子の高いナムボータンとギヨームがいます。ただ6日間で最後まで保つかどうかという不安はあります。ギヨームには怪我をした思い出もあるはず。この2名はE3のライバルであるタルカラやメリマンと競うでしょう。残るメンバーのタン、カルバレ、デパロア、ゴーチェは皆良いライダーですが、クラストップになるほどの速さではありません。勝つためにはこのうち2名が毎日トップから1分以内に留まらなければならないでしょう。
スペイン
セルバンテスとゲレーロを擁するスペインは3位以内を狙うところです。そのためにガリンドーとメナが相当頑張る必要があるでしょう。ビクトル・ゲレーロが怪我でジェラール・ファレスと交代したのは戦力ダウンです。ファレスはかつてWECで走っていましたが、ここ数年は実績がありません。あと、BMWのアグラも今現在はちょっと未知数ですよね。セルバンテスについてはクラストップを狙う戦いをするでしょう。
オーストラリア
毎年どのあたりになるか予想するのが難しい国です。まずステファン・メリマンとアプリリアについて。あのツインのマシンは、タイトでテクニカルな部分の扱いで不利でしょう。E3というビッグなクラスの中においては、メリマンというライダーの技量をもって上位に位置しますが、総合で見た場合はどうしてもE1やE2のトップ勢に及びません。しかし、ISDEのテストの場合、WECよりも技術レベルは下げられています。言うなればイタリア選手権あたりのように。イタリア選手権で見た場合、メリマンはアオラにも匹敵するような戦いを示しています。これを正直に信じるのであれば、彼はオーバーオール上位での戦いも可能と見えます。彼はまずE3クラスの勝利を争うことは間違いないでしょう。もしそれが実現すれば6回目のクラス優勝。フランスの英雄ペテランセルと並ぶ記録になります。チームの残りはGNCCのグレン・カーニー。そしてオーストラリアのシリーズを戦うライダーたちです。ベン・カーニー、ロバーツ、ホリス、ハットン。ヨーロッパの経験は無いかもしれませんが、優れたライダーたちです。AORCはGNCCタイプとスペシャルテストタイプとで争われ、またラウンドによって異なる趣向にトライするなど、意欲的に競争力を高めようとしています。また、毎年A4DEでクラシックに則ったエンデューロを開催し、世界的ライダーを招いて戦っています。ホリスは今年そこに勝利しました。トップ5という可能性も見ています。
スウェーデン
今のスウェーデンにはクラストップを勝ち取ることができるライダーがいません。ユングレンはそれに最も接近することもありえますが、困難でしょう。エリクソンとカールソンは、毎日トップから30秒以内に留まることは難しいでしょう。ゲオルグソン、グスタフソン、ヴィックセルは堅実なライダーですが、3位以内というのは難しいスピードだと思われます。
オランダ
昨年のチリではベストの4位という成績を残しています。これはサンドという特性と上位国ライダーの脱落というラッキーな面が味方したといえます。しかし、ギリシャは彼らの好むサンドではありません。前年の成績に近づくためには相当の努力が必要です。HMホンダでE3クラスにフル参戦しているプレッケンポルは、最も経験を重ねているライダーです。WECははるかに技術的であり、あまり望むような結果は出ていませんが、6DAYSはまた異なってきます。ギリシャではもっとうまくいく可能性があります。他のメンバーもヨーロッパ選手権などで良い成績を示しています。ただし、このままではトップ5というのは困難かと思われます。恐らく毎日1分から1分半は置いていかれるでしょう。クラス優勝者クラスや毎日15秒から20秒以内に留まることが求められます。それは困難な注文でしょう。
他のトップ10はイギリス、ポルトガル、ドイツです。








