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2008年04月07日 ()
FIMのリリース : TrialsCentralより
TrialOnline

4/9(日)。北アイルランドの小さな海辺の街「バンゴア」で開催された「FIM 2008 SPEA トライアル世界選手権」の第2戦。この日、勝利の拳を掲げたのはアダム・ラガ(スペイン/ガスガス)でした。第1戦ルクセンブルクに勝利した07チャンピオンのトニー・ボウ(スペイン/レプソル・モンテッサHRC)は、2位を受け入れざるを得ない結果に終わり、残りの表彰台をチームメイトの藤波貴久(日本/レプソル・モンテッサHRC)と分け合いました。

以前、世界選手権が開催された地でもあるバンゴア。前回もそうであったように、ほとんどのセクションは海に面した岩盤に設定されていました。これらの困難なセクション。その岩の造形は厳しい自然環境が作り上げたものです。吹き付ける強い風。雪と高波。そして年月と上げ潮に伴ってそれは促進されました。

セクション減点表
試合展開をより優位に進めたのはラガでした。第1ラップ。ボウはまず第3でらしくない5点を献上。これによってラガにリードを許しました。しかしながら、まずはこの段階のリードは一瞬のものでした。次の極めてタフなセクションでは、他のライバルが全員5点のところをボウだけが1点で切り抜け、詰めかけた観衆を沸かせました。そして両者は6点で同点となりました。決定的だったのは第8でした。ラガはクリーン。ところがボウは比較的真っ直ぐなヒルクライム状の上りで落下。これによってラガはラップの中間で4点のリードを取りました。(ホンダレポートによるとエンストしたそうです)
第2ラップ。今度はボウが黙っていません。反撃です。彼は第2ラップで9点というベストスコアで終えました。しかし、1ラップ目の損失は、この2人の戦いにあっては小さい差に見えて大きいものでした。追いつくには不十分なものでした。ラガは十分確信をもって第2ラップを戦いました。そして、ボウに次ぐ10点で終えています。結果、最終の合計減点でラガは21。ボウは23でした。2点差です。また、ラガと藤波貴久の点差は15点でした。

チャンピオンシップポイント表
開幕戦とこの第2戦、ラガとボウはお互い1位と2位を取り合っているわけですから、この時点のチャンピオンシップポイントは37ポイントで同点。争いはまた振り出しになったことを意味します。藤波貴久は30ポイントで第3位とまだ大きな差はありません。

ジュニア
アレックス・ウィッグ(イギリス/FUTURE)が開幕から2連勝。点差を見ても明確な力の高さを見せています。このまま連勝街道に行くのかな?
サム・ハスラム(イギリス/ガスガス)が2位。3位はアルフレッド・ゴメス(スペイン/モンテッサRFMEナショナルチーム)。
ウィッグはチャンピオンシップポイント40。2位ゴメスの32ポイントに対して8ポイントのリードを持っています。そしてハスラム。彼は開幕戦は6位でした。今回それを改善した姿を示しました。その結果、現在のポイントランキングは3位。ゴメスの背後5ポイント差につけています。


ユース125
今、このクラスの戦いは実に混沌として緊迫感のあるものです。上位は少ない点差でひしめき合っています。まだ開幕から2戦目ですが、チャンピオンを争えそうなライダーが何人も居ます。そのためこのクラスの戦いを興味深い面白いものにしています。
第2戦の勝者は開幕戦で2位だったジャック・チャロナー(イギリス/TOP TRIALベータ)。パット・スマージ(アメリカ/RYPシェルコ)は、開幕の3位から一歩上がって2位でした。スコアカード見ると勝てた可能性があるんですが(たらればは無しというツッコミを受けるだろうけど)。
しかしながら、彼らの躍進の陰には開幕戦の勝利者の躓きがありました。フランセスク・モレ(スペイン/SPEAタレス・ガスガス)。彼は第3位に終わりました。
現時点のチャンピオンシップのリーダーは、チャロナーです。37ポイント。それを追うのがモレで35ポイント。スマージが第3位で32ポイントです。

WCTは3週間のブレークに入ります。次なる戦いはアメリカのテネシー州。4/26-27の2ラウンドの戦いが待っています。


Championship Final Results
1. Adam Raga - 21
2. Toni Bou - 23
3. Takahisa Fujinami - 36
4. Albert Cabestany - 39
5. Jeroni Fajardo - 41
6. Dougie Lampkin - 47 (13 cleans)
7. Marc Freixa - 47 (11 cleans)
8. James Dabill - 62
9. Michael Brown - 91
10. Daniel Oliveras - 105
11. Jerome Bethune - 116
12. Shanu Morris - 117
13. Daniele Maurino - 128
14. Carsten Stranghoner - 129
15. Henri Himmanen - 136

Junior Championship Final Results
1. Alexz Wigg - 27
2. Sam Haslam - 45
3. Alfredo Gomez - 56
4. Loris Gubian - 61
5. Matteo Grattarola - 62
6. Fredrik Johansson - 67
7. Ross Danby - 68
8. Guillaume Laniel - 69
9. Lee Sampson - 70
10. Alexis Cervantes - 79
11. Jochen Schafer - 80
12. David Millan - 83
13. George Morton - 85
14. Laia Sanz - 94
15. James Fry - 95

Youth Championship Final Results
1. Jack Challoner - 31
2. Patrick Smage - 32
3. Francesc Moret - 36 (14 cleans)
4. Pau Botella - 36 (13 cleans)
5. Alexandre Ferrer - 35
6. Adrian Pastoriza - 38
7. Jonathan Richardson - 48
8. Benoit Dagnicourt - 49
9. Marc Horrach - 55
10. Francesc Ciurana - 56
11. Pere Borrellas - 57
12. Luca Cotone - 58
13. Jonathan Walker - 60
14. Simone Staltari - 62
15. Jack Thompson - 63

スマージの最後の5点はセクションのテープを壊して越えてしまったそうです。ヨーロッパ選手権の分と合わせると4回目というセクション。それまで3回もクリーンしていたのに。それで台無し。という話。しかし、まだ希望があるわけですから、前向きに取り組むでしょう。
マーカー位置が同じかどうかは定かではないです。

その15セクション(ヨーロピアンの時の)
[2008.04.07(Mon) 05:12] WCTトライアル | Trackback(-) | Comments(0)
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