5/11GNCC Rnd.6公式レポート
2008年05月14日 (水)
例によっての記事を読んでの勝手な小学生の文。
(2008/5/11)
この地で前例のない度合いのマッドコンディション

(XC2モンスターエナジー・アンドリュース・ヤマハのピット)
ラウンドの説明の通りで、通常の場合ジョン・ペントンGNCCはダストかまたはマディを特色とします。今回はマッドでした。しかしその度合が問題でした。今年のマディのコンディションは、今までのこの地のGNCCの歴史に無かった厳しいものでした。コースは土曜のATVレースの段階で既にとても滑りやすい状態でした。これはまぁ過去のデータの範囲内ともいえます。しかし、そこから本当に悪化していきました。ATVレースの後、土曜の晩は一晩中雨が降りました。さらに日曜の当日になっても雨はさらに激しく降り続けました。そんな中で朝からのスケジュールが開始されます。ユースライダーが短縮されたコースを回った後。10時の午前バイクの時間には空が一時明るくなりました。午前バイクはコース悪化と遅延を考慮して時間短縮されました。
「午後のレースを待つライダーたちは喜色満面でした。彼らはコンディションが悪い場合、それを楽しむようにと自分自身を説得することになっています!そして、トッププロのGNCCライダーは、その中でも最も優れたアクターの仕事をしていました!」
レーススタート

(ホールショットの#4ジャレット。続く#3ムリンズ)
このようなマディだらけのオハイオのコンディション。レース前には優勝候補にジミー・ジャレット(スズキ)の名前を挙げる人が多くいました。彼は8年前に同地のGNCCで、やはりマディのコンディションの中で勝ったことがあります。その予想に応えるかのように、彼はいつものように好スタートで稲妻のようなダッシュ。そしてホールショットを奪いました。チームメイトのチャーリー・ムリンズ(スズキ)も彼のすぐ背後にいました。やはりスタートは2スト勢が強いです。

(ムリンズの背後につけるナイト)
そして、あのバッドスタートの代名詞(?)、デビッド・ナイト(KTM)はまたも珍しい(?)いいスタートを切って前方におり、すぐにムリンズに対して仕掛け始めました。ですがナイトはすぐに地面にコロン。そして、ジャレットが先行していきましたが、そこで同じスズキのポール・ウィブリー(スズキ)が前に進んできました。そしてレースのリーダーはウィブリーとなりました。しかし、ここで思うことはウィブリーとは後半にペースを上げるタイプです。このような初期にトップに立っていることは良くないのではないか?大丈夫でしょうか?

(Powersports GrafX KTMのアシュバーン)
さらに驚きはジョーダン・アシュバーン(KTM)でした。彼は250Aクラスのライダーです。オープニングラップでは総合3位通過。そして2ラップ目もそれを維持して見せました。
トラブルの序章

(絶対の自信をもつナイトでしたが)
デビッド・ナイトは、泥と雨水で満たされた轍を激しく駆け抜けチャージしていました(汗)。そのためかマシンはレースのオープニングラップの3マイルで調子が悪くなり始めます。一度そこで停止してしまいました。ナイトはこのようなエクストリームな条件が好きです。したがって、彼はそれを楽しみ激しく行くことを抑えることができませんでした(記者の目)。ナイトのレポートによると、そこで停止するまでにトップに立っていたことが書かれています。

(1周もクリアしなかった…)
レッドブルKTMチームにとっては問題の多かった日でした。泥だらけの状態に飛び込んで行ったXC2のジャスティン・ウイリアムソンは、最初のラップからエンジンが停止し始めました。チーム最初の犠牲者。
オープニング通過

(まだ判別がつく写真のジャレット)
スズキボーイズのスコードロンは、ウィブリー、ジョシュ・ストラング(スズキ)、ジャレットの順番でオープニングラップを通過していきました。一時雨は止まり、太陽がそっと顔を覗かせました。ですがそんなものがいまさら何の慰めになるでしょうか。コースはますます悪化していきます。
ナイトとウィブリーの頓挫、ストラングのリードへ

(#8のストラングがレースの大半をリードしていきます)
激しく先頭を目指していたナイトは彼らを追い上げます。ところが、ナイトがウィブリーに追いついた時、2人は困難に巻き込まれました。コースの難ポイントのそこかしらには、いいラインはここだと指し示す人がいます。それに従って行く場合、良い場合もありますし、悪い場合もあります。この時は悪い指示でした。ストラングはそこからトップを継承し、その後力強く乗り続けました。実際に、この20歳のオーストラリアの若者が初勝利を達成するに違いないと思われました。
デビッドナイト談

(一時日が差していたそうです)
「このようなコンディションで乗ることはバカ騒ぎでした。結局のところ、コースが悪化してきたのは当然のことです。コースのどこを行けばいいのかもわかりません。ライダーは皆右往左往していました。私はウィブリーと丘の上に登りました。そして人々はやってきて言いました。そっちには行くなと。そこは先が塞がれていると。ですので結局その場所で別のラインに賭けて行きました。私たちは失敗しました。なんとかトレイル上に戻ってきました。そして彼らの方を見ました。私にとんでもない間違った方向に行くように言った彼に対して若干の悲嘆の意を示しました。」
レースの短縮

(ますますコースは切り刻まれて酷くなっていきます)
レースの中間点を過ぎ、雨が再び激しく降りつける中、混乱の様相は拡大していきました。各チームはそれこそ毎ラップのピットインをしています。高圧洗車を持ち出し、ラジエター、シート、グリップなどについた泥を落としています。走り続けること自体が困難。誰もがこのコンディションでの長い周回を望んでいなかったこと。さらに1ラップに何分かかるか想像もできないことなど(下手をすると1ラップに1時間とか)。早期にGNCCのオフィシャルは2ラップ短縮を判断していました。
ナイトとケニーのKTM勢にトラブル

(途中3位にも上がったケニーでしたが…)
ちょうど残り2ラップのボードが示された頃、ナイトは2位に上がってストラングを攻略する準備ができているように見えました。2分はあった差を一気に縮めていました。ナイトはそれから高圧洗車のためにピットに入りました。彼のマシンはなかなか火が入りませんでしたが、なんとか再始動をして発進しました。数秒後、今度はネイザン・ケニーがGNCCのオフィシャルに曳航されてピットに戻りました。KTMチームは急いでエレメントを交換し、エアクリーナーボックスを清掃しました。その最中、ナイトが1マイルを走ったところで停止したという無線連絡が飛び込んできました。チームはナイトが再び走れるようにしましたが、これで4連勝を目指すことは無理になりました。
ゴール。そして勝ったのはダレ?

(#6のポール・ウィブリー)
最終ラップへの突入。ストラングはトップで最終ラップに突入。長くトップに位置し続けていましたし、そして、追撃してきたナイトが脱落したこともあって、優勝は間違いないと思われました。また、XC2ではサド・デュバルがレースの前半からトップを独走していました。そしてチェッカーが振られました。突然、真っ先にゴールに飛び込んできたのは、なんと最終ラップに入る時に2位につけていたポール・ウィブリーでした!彼は総合トップで優勝のチェッカーを受けました。
ポール・ウィブリー談

(この程度で済んでいるのはましな方)
「私は何があったかさえわかりません。私は多分トップ3の中にいるだろうと思いました。そして、私はジョシュが52秒にいるというピットボードを目にしました。それを私は彼をパスしたことを意味すると思いました。その後私は背後につけてくる彼を見ました。なんということか!彼が私を捕らえに来たと思いました。私は元は彼が前にいたと考えます。そして私はどこかで彼をパスしたと思います。私はそんなことは知りもしませんでした。」
本当は前50秒にストラングが居て、それから知らないうちに抜いていたということかもね⊂⌒~⊃。Д。)⊃
落胆のストラング
どのようにして?あるいはなぜ?知ることも無かったジョシュ・ストラングは、彼のGNCC初勝利のチャンスを逃して落胆していました。
ジョシュ・ストラング談

((´・ω・`)ショボーン)
「はい。どの方法で行くべきか知るのは困難でした。僕はポールが異なるラインを持っていたに違いないと思います。僕はそれについては知りません。調子はすべて良かったです。マシンも完璧でした。そしてレース中にずっと安定したペースを保てました。勝利を手に出来ると思っていました。」
スズキの表彰台独占

順序に関わらず、このような状況でのイベントでEFIの08スズキRMZ450が1-2を占めました。新しいマシンの信頼性に対する疑問はありません。さらには、2位ストラングからはるか遅れた11分後、RMのジミー・ジャレットがスズキによる表彰台独占を完成させるゴールをしました。
3位のジミー・ジャレット

(ホールショットに3位とホクホク)
「レースは実際にとても面白かったです。私はついにホールショットを獲りました。ですが、その後に転倒しました。それはタフでした。私がこれまでに見てきた中で最も最悪なものと同等に酷かったです。しかし、私はこういったトレールのライディングで育ってきました。スズキで表彰台すべてを占めることができたのは素晴らしいです。」
期待のチャーリー・ムリンズは?
4人目のスズキ。チャーリー・ムリンズは、クラッチを焼きつかせてしまいました。残念なことにレースから抜けました。
チャーリー・ムリンズ談
「僕は今日のこの状況下でうまくいくようにベストを尽くしました。しかし、それはうまくいきませんでした。今ちょうど目を洗浄してもらおうとしています。」
その後ムリンズは病院で目の検査を受けることになりました。多くのライダーがレース後に目の問題を抱えていました。雨はずっと降り続いていましたが、ピットインをしてゴーグルを交換しないライダーが多くいました。やはりそうなってしまうと前に出てこられません。
デビッド・ナイトのその後
最終ラップに出て直後に彼のマシンが止まりました。それからマシンはピットに牽引されて戻りました。チームはマシンを再び走れるようにして送り出しました。しかし、その後ある深い水たまりの箇所で動かなくなりました。ナイトはエンジンが冷えるまで一時待ちました。レースのゴールから30分過ぎた頃にナイトはフィニィッシュしました。悲しいことにその努力は無駄な骨折りでした。ピットに引き戻される時に外部補助を受けたことによるペナルティーでした。これによって、その後のラップからは弾かれることになります。同様にチームメイトのネイザン・ケニーも同じ運命を辿ります。失格ということにはなりませんが、周回がその後無効とされます。しかし、最終ラップが計算に入らないとしてもナイトはクラス4位(総合7位)でした。それは大きな問題とはなりませんでした。
トップ5
ジェイソン・レインズ(ヤマハ)は今シーズン初のトップ5フィニィッシュをしました。彼は実際のところ周回遅れになっていました。最終ラップでウィブリーと出会いバトルを楽しんでいた模様。
XC2クラス

XC2ではカリブ・ラッセル(KTM)がホールショット賞をつかんでいました。しかし、ジョシュ・ワイゼンフェルズ(ヤマハ)がオープニングラップをトップで通過しました。ワイゼンフェルズはこのようなコンディションでは1ラップもできるとは思わないと語っていましたが、その1ラップでトップで戻ってきて見せました。ですが結局は今回も止められないサド・デュバル(ヤマハ)。2ラップ目にはトップに立つと明確な大量リードを築いて崩れることはありませんでした。
サド・デュバル談

(左から2位ワトキンス、中優勝デュバル、右エコルズ)
「僕はコースが泥でものすごいと思いました。だけど最初から先に行こうとしていませんでした。そして僕は彼らの上にいました!!突然、私は丘の上に着きました。そこから私はちょうど全クラスが見えました。そこに接近しつつあることを知っていました。」
スコット・ワトキンス(カワサキ)は、彼の故郷でストロングに乗っているように思われました。マッドのあるところでデュバルを捕らえてリードするようにも思われたとありますが、結局は2位を受け入れました。シーズンの最初は手首の怪我で出走できませんでした。復帰後わずかにしてこの充実した結果。
スコット・ワトキンス談

(復帰からわずかで表彰台の位置に戻りました)
「それはかなり悪いものでした。私は積極的に行くことを維持しようと努めました。誰がどこにいるか、あるいは何が起こっているのか理解することは難しかったです。」
第3位は泥のスペシャリスト、ライアン・エコルズ(ホンダ)になりました。この人は昨年のスノーシューでクラス2位になりました。彼は今回最悪の後方からのスタートでした。そこから3位へと登りつめました。
ライアン・エコルズ談
「私はこれがこのクラス創設以来の初めてのホンダ車表彰台だと思います。スタートについて何があったか私はわかりません。ホームのローカルレースでは、いつも1発キック始動できます。今回のここではひどく時間がかかりました。」
ノートから

(4stAライツのコリー・バットリック)
コリー・バットリック(KTM)はまたもアマチュアでナンバーワンでした。4ストAライツでも優勝。彼のチームメイトのジョーダン・アシュバーンは、レース初期に総合でトップ3という位置につけていました。しかし、結局このコンディションによって順位を落としました。その結果彼の参加するクラス250Aでの勝利も逃しました。また朝のユースバイクでは、同チームのスチュワード・ベイラーがまた勝ちました。
怪我で休養中のバリー・ホーク(ヤマハ)が観戦とファンに応えるために会場に姿を見せました。
最初にペントンの名で広まったアメリカでのKTM。クラシックなKTMが展示されていました。さらにユースのライダーたちにはKTMからメダルが授与されたり。KTMにとって大事な大会でしたが、どうも勝てません。
次のGNCCバイクは6/1のスパルタ(ケンタッキー)です。
リザルト:Wiseco John Penton GNCC
ミルフィールド、オハイオ(08/05/11)
XC1 Proクラス
1. ポール・ウィブリー(Suz)
2. ジョシュ・ストラング(Suz)
3. ジミー・ジャレット(Suz)
4. デビッド・ナイト(KTM)
5. ジェイソン・レインズ(Yam)
6. ブライアン・ギュンター(KTM)
7. ギャレット・エドミステン(Kaw)
8. ニック・ファーリンジャー(HSB) やはりフサベルです
9. ローレンス・マホーニー(KTM)
10. ジョシュ・マクリビー(Yam)
11. ネイザン・ケニー(KTM)
12. グレン・カーニー(HSQ)
13. チャーリー・ムリンズ(Suz)
14. ゴードン・クロッカード(HSQ)
15. ジェシー・ロビンソン(Kaw)
XC2 Pro Lites
1. サド・デュバル(Yam)
2. スコット・ワトキンス(Kaw)
3. ライアン・エコルズ(Hon)
4. エリック・ベイリー(KTM)
5. ジョシュ・ワイゼンフェルズ(Yam)
6. ダスティン・ギブソン(Yam)
7. カリブ・ラッセル(KTM)
8. ケビン・ホージ(Suz)
9. ジョン・バーバー(KTM)
10. JT・ベネット(Yam)
XC1 ポイントスタンディング
1. デビッド・ナイト(159/4 wins)
2. ポール・ウィブリー(118/2 1 win)
3. ジョシュ・ストラング(108)
4. チャーリー・ムリンズ(106/1 win)
5. ジミー・ジャレット(102)
6. ネイザン・ケニー(96)
7. ジェイソン・レインズ(79)
8. ギャレット・エドミステン(71)
9. グレン・カーニー(69)
10. ジェシー・ロビンソン(63)
XC2 ポイントスタンディング
1. サド・デュバル(175/5 wins)
2. ダスティン・ギブソン(126/1 win)
3. ジョシュ・ワイゼンフェルズ(119)
4. カリブ・ラッセル(98)
5. アンドリュー・マチュセク(73)
6. ブライアン・ローソン(69)
7. ジョン・バーバー(67)
8. ジャスティン・ウイリアムソン(63)
9. エリック・ベイリー(53)
10. ニック・ジェントリー(52)

((*゚Д゚)つミ匚___ あ゙・・・ )
これはいつの時点のものかわかりませんが、3から4ラップあたりかもしれません。手前はレッドブルカラーのヘルメットからKTMのケニーと思われます。転倒しているのは#6のウィブリーですね。
一般の人の伝統的信仰としては、このような状況のGNCCでは軽量な2ストロークが勝つものと思っています。特殊なライダーを除いて。何にしてもRMZが勝ったことで、米国向けにエンデューロ仕様が出るといいなぁという気はします。
記事からナイターが無茶に強引に行っていたように見受けられますが、それはどうかはわかりません。駆け抜ける姿は豪快に見えても、彼はマシン的にやってはいけないリスクを最も避けるタイプです。そうでなければもっといろんな面で「穴」があっては届かないWECタイトル無理でしょう。今回のKTMファクトリー勢は全員レース途中で水を吸うトラブルを抱えました。ライダー側以外の何か根本的な原因がありそうに思います。
前にもメモしましたが、ムリンズはエクストリームなコンディションや条件になると弱い結果を残しています。昨年はやはりマッドのスノーシュウでもクラッチを焼きつかせました。そして、何度もチェーントラブルを起こしています。こういった部分での一貫性の無さがある限りはタイトルは近いようで遠いかもしれません。クラッチトラブルやチェーントラブルはライダー側の問題を大きく感じます。
ムリンズは最もナイトに対抗できるライダーであろうと期待されます。私もそう思います。そういった期待ゆえか、ナイトに対して誰もがムリンズについてどう思う?ムリンズがあなたのライバルになるのではないか?と毎回のように訊かれて疲れているというコラムがありました。
それについてはモトクロスデジタルの5月号にもコラムが載っています。要約すると、昨年の方がムリンズは手ごわかった。彼はスピードのある部分では強いがテクニカルな部分では苦労するだろう。スズキのチームメイトやネイザン・ケニーを相手にするだけで手一杯になるだろう。その答えはここ数戦で出るだろう。という予告めいたことを述べています。一貫した結果を残し続けるホークのようなライダーの方が手ごわいそうです。そのホークは怪我でタイトル争いから離脱しました。
(2008/5/11)
この地で前例のない度合いのマッドコンディション

(XC2モンスターエナジー・アンドリュース・ヤマハのピット)
ラウンドの説明の通りで、通常の場合ジョン・ペントンGNCCはダストかまたはマディを特色とします。今回はマッドでした。しかしその度合が問題でした。今年のマディのコンディションは、今までのこの地のGNCCの歴史に無かった厳しいものでした。コースは土曜のATVレースの段階で既にとても滑りやすい状態でした。これはまぁ過去のデータの範囲内ともいえます。しかし、そこから本当に悪化していきました。ATVレースの後、土曜の晩は一晩中雨が降りました。さらに日曜の当日になっても雨はさらに激しく降り続けました。そんな中で朝からのスケジュールが開始されます。ユースライダーが短縮されたコースを回った後。10時の午前バイクの時間には空が一時明るくなりました。午前バイクはコース悪化と遅延を考慮して時間短縮されました。
「午後のレースを待つライダーたちは喜色満面でした。彼らはコンディションが悪い場合、それを楽しむようにと自分自身を説得することになっています!そして、トッププロのGNCCライダーは、その中でも最も優れたアクターの仕事をしていました!」
レーススタート

(ホールショットの#4ジャレット。続く#3ムリンズ)
このようなマディだらけのオハイオのコンディション。レース前には優勝候補にジミー・ジャレット(スズキ)の名前を挙げる人が多くいました。彼は8年前に同地のGNCCで、やはりマディのコンディションの中で勝ったことがあります。その予想に応えるかのように、彼はいつものように好スタートで稲妻のようなダッシュ。そしてホールショットを奪いました。チームメイトのチャーリー・ムリンズ(スズキ)も彼のすぐ背後にいました。やはりスタートは2スト勢が強いです。

(ムリンズの背後につけるナイト)
そして、あのバッドスタートの代名詞(?)、デビッド・ナイト(KTM)はまたも珍しい(?)いいスタートを切って前方におり、すぐにムリンズに対して仕掛け始めました。ですがナイトはすぐに地面にコロン。そして、ジャレットが先行していきましたが、そこで同じスズキのポール・ウィブリー(スズキ)が前に進んできました。そしてレースのリーダーはウィブリーとなりました。しかし、ここで思うことはウィブリーとは後半にペースを上げるタイプです。このような初期にトップに立っていることは良くないのではないか?大丈夫でしょうか?

(Powersports GrafX KTMのアシュバーン)
さらに驚きはジョーダン・アシュバーン(KTM)でした。彼は250Aクラスのライダーです。オープニングラップでは総合3位通過。そして2ラップ目もそれを維持して見せました。
トラブルの序章

(絶対の自信をもつナイトでしたが)
デビッド・ナイトは、泥と雨水で満たされた轍を激しく駆け抜けチャージしていました(汗)。そのためかマシンはレースのオープニングラップの3マイルで調子が悪くなり始めます。一度そこで停止してしまいました。ナイトはこのようなエクストリームな条件が好きです。したがって、彼はそれを楽しみ激しく行くことを抑えることができませんでした(記者の目)。ナイトのレポートによると、そこで停止するまでにトップに立っていたことが書かれています。

(1周もクリアしなかった…)
レッドブルKTMチームにとっては問題の多かった日でした。泥だらけの状態に飛び込んで行ったXC2のジャスティン・ウイリアムソンは、最初のラップからエンジンが停止し始めました。チーム最初の犠牲者。
オープニング通過

(まだ判別がつく写真のジャレット)
スズキボーイズのスコードロンは、ウィブリー、ジョシュ・ストラング(スズキ)、ジャレットの順番でオープニングラップを通過していきました。一時雨は止まり、太陽がそっと顔を覗かせました。ですがそんなものがいまさら何の慰めになるでしょうか。コースはますます悪化していきます。
ナイトとウィブリーの頓挫、ストラングのリードへ

(#8のストラングがレースの大半をリードしていきます)
激しく先頭を目指していたナイトは彼らを追い上げます。ところが、ナイトがウィブリーに追いついた時、2人は困難に巻き込まれました。コースの難ポイントのそこかしらには、いいラインはここだと指し示す人がいます。それに従って行く場合、良い場合もありますし、悪い場合もあります。この時は悪い指示でした。ストラングはそこからトップを継承し、その後力強く乗り続けました。実際に、この20歳のオーストラリアの若者が初勝利を達成するに違いないと思われました。
デビッドナイト談

(一時日が差していたそうです)
「このようなコンディションで乗ることはバカ騒ぎでした。結局のところ、コースが悪化してきたのは当然のことです。コースのどこを行けばいいのかもわかりません。ライダーは皆右往左往していました。私はウィブリーと丘の上に登りました。そして人々はやってきて言いました。そっちには行くなと。そこは先が塞がれていると。ですので結局その場所で別のラインに賭けて行きました。私たちは失敗しました。なんとかトレイル上に戻ってきました。そして彼らの方を見ました。私にとんでもない間違った方向に行くように言った彼に対して若干の悲嘆の意を示しました。」
レースの短縮

(ますますコースは切り刻まれて酷くなっていきます)
レースの中間点を過ぎ、雨が再び激しく降りつける中、混乱の様相は拡大していきました。各チームはそれこそ毎ラップのピットインをしています。高圧洗車を持ち出し、ラジエター、シート、グリップなどについた泥を落としています。走り続けること自体が困難。誰もがこのコンディションでの長い周回を望んでいなかったこと。さらに1ラップに何分かかるか想像もできないことなど(下手をすると1ラップに1時間とか)。早期にGNCCのオフィシャルは2ラップ短縮を判断していました。
ナイトとケニーのKTM勢にトラブル

(途中3位にも上がったケニーでしたが…)
ちょうど残り2ラップのボードが示された頃、ナイトは2位に上がってストラングを攻略する準備ができているように見えました。2分はあった差を一気に縮めていました。ナイトはそれから高圧洗車のためにピットに入りました。彼のマシンはなかなか火が入りませんでしたが、なんとか再始動をして発進しました。数秒後、今度はネイザン・ケニーがGNCCのオフィシャルに曳航されてピットに戻りました。KTMチームは急いでエレメントを交換し、エアクリーナーボックスを清掃しました。その最中、ナイトが1マイルを走ったところで停止したという無線連絡が飛び込んできました。チームはナイトが再び走れるようにしましたが、これで4連勝を目指すことは無理になりました。
ゴール。そして勝ったのはダレ?

(#6のポール・ウィブリー)
最終ラップへの突入。ストラングはトップで最終ラップに突入。長くトップに位置し続けていましたし、そして、追撃してきたナイトが脱落したこともあって、優勝は間違いないと思われました。また、XC2ではサド・デュバルがレースの前半からトップを独走していました。そしてチェッカーが振られました。突然、真っ先にゴールに飛び込んできたのは、なんと最終ラップに入る時に2位につけていたポール・ウィブリーでした!彼は総合トップで優勝のチェッカーを受けました。
ポール・ウィブリー談

(この程度で済んでいるのはましな方)
「私は何があったかさえわかりません。私は多分トップ3の中にいるだろうと思いました。そして、私はジョシュが52秒にいるというピットボードを目にしました。それを私は彼をパスしたことを意味すると思いました。その後私は背後につけてくる彼を見ました。なんということか!彼が私を捕らえに来たと思いました。私は元は彼が前にいたと考えます。そして私はどこかで彼をパスしたと思います。私はそんなことは知りもしませんでした。」
本当は前50秒にストラングが居て、それから知らないうちに抜いていたということかもね⊂⌒~⊃。Д。)⊃
落胆のストラング
どのようにして?あるいはなぜ?知ることも無かったジョシュ・ストラングは、彼のGNCC初勝利のチャンスを逃して落胆していました。
ジョシュ・ストラング談

((´・ω・`)ショボーン)
「はい。どの方法で行くべきか知るのは困難でした。僕はポールが異なるラインを持っていたに違いないと思います。僕はそれについては知りません。調子はすべて良かったです。マシンも完璧でした。そしてレース中にずっと安定したペースを保てました。勝利を手に出来ると思っていました。」
スズキの表彰台独占

順序に関わらず、このような状況でのイベントでEFIの08スズキRMZ450が1-2を占めました。新しいマシンの信頼性に対する疑問はありません。さらには、2位ストラングからはるか遅れた11分後、RMのジミー・ジャレットがスズキによる表彰台独占を完成させるゴールをしました。
3位のジミー・ジャレット

(ホールショットに3位とホクホク)
「レースは実際にとても面白かったです。私はついにホールショットを獲りました。ですが、その後に転倒しました。それはタフでした。私がこれまでに見てきた中で最も最悪なものと同等に酷かったです。しかし、私はこういったトレールのライディングで育ってきました。スズキで表彰台すべてを占めることができたのは素晴らしいです。」
期待のチャーリー・ムリンズは?
4人目のスズキ。チャーリー・ムリンズは、クラッチを焼きつかせてしまいました。残念なことにレースから抜けました。
チャーリー・ムリンズ談
「僕は今日のこの状況下でうまくいくようにベストを尽くしました。しかし、それはうまくいきませんでした。今ちょうど目を洗浄してもらおうとしています。」
その後ムリンズは病院で目の検査を受けることになりました。多くのライダーがレース後に目の問題を抱えていました。雨はずっと降り続いていましたが、ピットインをしてゴーグルを交換しないライダーが多くいました。やはりそうなってしまうと前に出てこられません。
デビッド・ナイトのその後
最終ラップに出て直後に彼のマシンが止まりました。それからマシンはピットに牽引されて戻りました。チームはマシンを再び走れるようにして送り出しました。しかし、その後ある深い水たまりの箇所で動かなくなりました。ナイトはエンジンが冷えるまで一時待ちました。レースのゴールから30分過ぎた頃にナイトはフィニィッシュしました。悲しいことにその努力は無駄な骨折りでした。ピットに引き戻される時に外部補助を受けたことによるペナルティーでした。これによって、その後のラップからは弾かれることになります。同様にチームメイトのネイザン・ケニーも同じ運命を辿ります。失格ということにはなりませんが、周回がその後無効とされます。しかし、最終ラップが計算に入らないとしてもナイトはクラス4位(総合7位)でした。それは大きな問題とはなりませんでした。
トップ5
ジェイソン・レインズ(ヤマハ)は今シーズン初のトップ5フィニィッシュをしました。彼は実際のところ周回遅れになっていました。最終ラップでウィブリーと出会いバトルを楽しんでいた模様。
XC2クラス

XC2ではカリブ・ラッセル(KTM)がホールショット賞をつかんでいました。しかし、ジョシュ・ワイゼンフェルズ(ヤマハ)がオープニングラップをトップで通過しました。ワイゼンフェルズはこのようなコンディションでは1ラップもできるとは思わないと語っていましたが、その1ラップでトップで戻ってきて見せました。ですが結局は今回も止められないサド・デュバル(ヤマハ)。2ラップ目にはトップに立つと明確な大量リードを築いて崩れることはありませんでした。
サド・デュバル談

(左から2位ワトキンス、中優勝デュバル、右エコルズ)
「僕はコースが泥でものすごいと思いました。だけど最初から先に行こうとしていませんでした。そして僕は彼らの上にいました!!突然、私は丘の上に着きました。そこから私はちょうど全クラスが見えました。そこに接近しつつあることを知っていました。」
スコット・ワトキンス(カワサキ)は、彼の故郷でストロングに乗っているように思われました。マッドのあるところでデュバルを捕らえてリードするようにも思われたとありますが、結局は2位を受け入れました。シーズンの最初は手首の怪我で出走できませんでした。復帰後わずかにしてこの充実した結果。
スコット・ワトキンス談

(復帰からわずかで表彰台の位置に戻りました)
「それはかなり悪いものでした。私は積極的に行くことを維持しようと努めました。誰がどこにいるか、あるいは何が起こっているのか理解することは難しかったです。」
第3位は泥のスペシャリスト、ライアン・エコルズ(ホンダ)になりました。この人は昨年のスノーシューでクラス2位になりました。彼は今回最悪の後方からのスタートでした。そこから3位へと登りつめました。
ライアン・エコルズ談
「私はこれがこのクラス創設以来の初めてのホンダ車表彰台だと思います。スタートについて何があったか私はわかりません。ホームのローカルレースでは、いつも1発キック始動できます。今回のここではひどく時間がかかりました。」
ノートから

(4stAライツのコリー・バットリック)
コリー・バットリック(KTM)はまたもアマチュアでナンバーワンでした。4ストAライツでも優勝。彼のチームメイトのジョーダン・アシュバーンは、レース初期に総合でトップ3という位置につけていました。しかし、結局このコンディションによって順位を落としました。その結果彼の参加するクラス250Aでの勝利も逃しました。また朝のユースバイクでは、同チームのスチュワード・ベイラーがまた勝ちました。
怪我で休養中のバリー・ホーク(ヤマハ)が観戦とファンに応えるために会場に姿を見せました。
最初にペントンの名で広まったアメリカでのKTM。クラシックなKTMが展示されていました。さらにユースのライダーたちにはKTMからメダルが授与されたり。KTMにとって大事な大会でしたが、どうも勝てません。
次のGNCCバイクは6/1のスパルタ(ケンタッキー)です。
リザルト:Wiseco John Penton GNCC
ミルフィールド、オハイオ(08/05/11)
XC1 Proクラス
1. ポール・ウィブリー(Suz)
2. ジョシュ・ストラング(Suz)
3. ジミー・ジャレット(Suz)
4. デビッド・ナイト(KTM)
5. ジェイソン・レインズ(Yam)
6. ブライアン・ギュンター(KTM)
7. ギャレット・エドミステン(Kaw)
8. ニック・ファーリンジャー(HSB) やはりフサベルです
9. ローレンス・マホーニー(KTM)
10. ジョシュ・マクリビー(Yam)
11. ネイザン・ケニー(KTM)
12. グレン・カーニー(HSQ)
13. チャーリー・ムリンズ(Suz)
14. ゴードン・クロッカード(HSQ)
15. ジェシー・ロビンソン(Kaw)
XC2 Pro Lites
1. サド・デュバル(Yam)
2. スコット・ワトキンス(Kaw)
3. ライアン・エコルズ(Hon)
4. エリック・ベイリー(KTM)
5. ジョシュ・ワイゼンフェルズ(Yam)
6. ダスティン・ギブソン(Yam)
7. カリブ・ラッセル(KTM)
8. ケビン・ホージ(Suz)
9. ジョン・バーバー(KTM)
10. JT・ベネット(Yam)
XC1 ポイントスタンディング
1. デビッド・ナイト(159/4 wins)
2. ポール・ウィブリー(118/2 1 win)
3. ジョシュ・ストラング(108)
4. チャーリー・ムリンズ(106/1 win)
5. ジミー・ジャレット(102)
6. ネイザン・ケニー(96)
7. ジェイソン・レインズ(79)
8. ギャレット・エドミステン(71)
9. グレン・カーニー(69)
10. ジェシー・ロビンソン(63)
XC2 ポイントスタンディング
1. サド・デュバル(175/5 wins)
2. ダスティン・ギブソン(126/1 win)
3. ジョシュ・ワイゼンフェルズ(119)
4. カリブ・ラッセル(98)
5. アンドリュー・マチュセク(73)
6. ブライアン・ローソン(69)
7. ジョン・バーバー(67)
8. ジャスティン・ウイリアムソン(63)
9. エリック・ベイリー(53)
10. ニック・ジェントリー(52)

((*゚Д゚)つミ匚___ あ゙・・・ )
これはいつの時点のものかわかりませんが、3から4ラップあたりかもしれません。手前はレッドブルカラーのヘルメットからKTMのケニーと思われます。転倒しているのは#6のウィブリーですね。
一般の人の伝統的信仰としては、このような状況のGNCCでは軽量な2ストロークが勝つものと思っています。特殊なライダーを除いて。何にしてもRMZが勝ったことで、米国向けにエンデューロ仕様が出るといいなぁという気はします。
記事からナイターが無茶に強引に行っていたように見受けられますが、それはどうかはわかりません。駆け抜ける姿は豪快に見えても、彼はマシン的にやってはいけないリスクを最も避けるタイプです。そうでなければもっといろんな面で「穴」があっては届かないWECタイトル無理でしょう。今回のKTMファクトリー勢は全員レース途中で水を吸うトラブルを抱えました。ライダー側以外の何か根本的な原因がありそうに思います。
前にもメモしましたが、ムリンズはエクストリームなコンディションや条件になると弱い結果を残しています。昨年はやはりマッドのスノーシュウでもクラッチを焼きつかせました。そして、何度もチェーントラブルを起こしています。こういった部分での一貫性の無さがある限りはタイトルは近いようで遠いかもしれません。クラッチトラブルやチェーントラブルはライダー側の問題を大きく感じます。
ムリンズは最もナイトに対抗できるライダーであろうと期待されます。私もそう思います。そういった期待ゆえか、ナイトに対して誰もがムリンズについてどう思う?ムリンズがあなたのライバルになるのではないか?と毎回のように訊かれて疲れているというコラムがありました。
それについてはモトクロスデジタルの5月号にもコラムが載っています。要約すると、昨年の方がムリンズは手ごわかった。彼はスピードのある部分では強いがテクニカルな部分では苦労するだろう。スズキのチームメイトやネイザン・ケニーを相手にするだけで手一杯になるだろう。その答えはここ数戦で出るだろう。という予告めいたことを述べています。一貫した結果を残し続けるホークのようなライダーの方が手ごわいそうです。そのホークは怪我でタイトル争いから離脱しました。








